ニュースリリース

FUJIの実装機とジョブデータ・コンバート機能連携を開始

SMTラインのオペレーション効率化で、FUJI Smart Factoryの生産性向上に貢献

株式会社サキコーポレーション(東京都江東区、代表取締役社長:小池紀洋、以下サキ)は、このたび、実装機とサキの3次元外観検査装置(3D-AOI)の部品情報データ連携を実現する「ジョブデータ・コンバート機能」の実装機パートナーに、株式会社FUJI様(以下FUJI)が加わることをお知らせします。これによりサキの3D-AOIシステムユーザーは、FUJIの実装機に設定する部品情報データを直接取り込んで基板検査用データライブラリを自動生成することが可能となります。従来は、FUJIの実装機とサキの検査機との両方で個別に検査データライブラリを作成する必要がありましたが、ジョブデータ・コンバート機能によりこの工数の重複がなくなり、基板検査プログラムの作成に要する時間を大幅に短縮できます。FUJIの実装機に対応するジョブデータ・コンバート機能は、2022年上期より提供開始予定です。

FUJIの代表取締役社長である須原信介氏は、次のようにコメントしています。「今般リリースされるサキのジョブデータ・コンバート機能は、高精度な検査品質を特徴とするサキの検査装置とFUJIの実装機とのデータ連携をさらに強化して、FUJI Smart Factoryを保有するお客様のオペレーションの効率化に寄与するものです。FUJIとサキのコラボレーションにより、今後、より多くのお客様の利便性とSMTラインの生産性向上に貢献できると確信しています。」

サキの代表取締役社長兼CEOの小池紀洋は、次のように述べています。「実装精度に優れ多くのユーザーから支持されているFUJIの電子部品実装システムと、サキの基板検査システムが、M2M(Machine-to-Machine)連携に加えてジョブデータ・コンバート機能でも連携できたことを嬉しく思います。サキは、当社の検査システムそのものの品質検査精度向上を追求するとともに、実装機のリーディングカンパニーであるFUJIとのさらなる連携により、SMTライン全体の生産品質と生産性向上にも貢献する多彩なソリューションで、お客様のスマートファクトリー実現をお手伝いします。」

サキの3D-AOIとFUJIの実装機によるジョブデータ・コンバート機能のデモンストレーションを、サキコーポレーション東京ソリューションセンタ(ショールーム)でご覧いただけます。詳細につきましては、以下にお問合せください。

株式会社サキコーポレーション 国内営業部
TEL:03-6632-7910  メールアドレス:sales.jp@sakicorp.com

図 ジョブデータ・コンバート機能はSMTラインのオペレーション効率化に貢献(イメージ)

参考リンク:「サキコーポレーション、実装機とデータ連携し基板検査プログラム作成工数を大幅に削減する新機能「ジョブデータ・コンバート」をリリース ~実装機の部品情報データから基板検査用データライブラリを自動生成し、 SMTラインのオペレーション効率化に貢献~

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